やりたい仕事だったのに会社のことを考えると息苦しい【体験談】

2年前まで某障害者福祉施設で働いていました。リハビリ系の仕事で、大学卒業後に専門学校まで行って取得した資格があります。マイナーな資格なので、その業界でしか通用せず、就職を探すにも空きがないと応募すらできないという狭き門でした。それでも資格取得をして10年経ってから、やっと希望の職に就けることになりました。

頑張りすぎたのか少しずつ気持ちに変化が…

望んでいた仕事だったので、それはもう頑張りました。施設の利用者の希望を1つでも多く叶えてあげたいと、専門でないことも勉強して少しでも役に立ちたいと思いました。しかし、仕事はそれだけではありません。

事務仕事もあるし、毎日の報告書もあります。正社員じゃなくても正社員と同じ雑務もやらされました。当然、勤務時間内にできるはずもなく、できるものは家に持ち帰って作業をしていました。思えば熱意だけで突っ走っていたように思います。

そんなことが3年ほど続いたときです。夜に作業を頑張りすぎたせいか、遅刻すれすれに起きてしまったことがありました。そのときはギリギリセーフで出勤をしたのですが、何かモヤモヤした気持ちになっていました。

本来のやりたい仕事のときは相変わらず一生懸命でしたが、その他の仕事は無駄に思えてきました。残業代も出ないし、成果を出しても給料が上がるわけではありません。いつ首を切られるかわからない状態に、次第に不安になりました。

会社のことを考えると息苦しくなるように

それからは朝起きるのが辛くなり、次第に欠勤するようになってしまいました。朝、会社に電話をしなくてはと思うと息苦しくなり、数時間、携帯電話とにらめっこしていました。かけてしまった後や、休日にはそのような症状はなかったのですが、出勤しなくてはと思うと、自分の意志に反して体が拒否反応を起こすのでした。

今思えば、これが鬱の始まりだったと思います。朝の欠勤の電話をしたらそのまま寝てしまい、ほとんど外にも出ない生活が続きました。徐々に仕事をしたいという気持ちもなくなり、息苦しくなるならいっそのこと息が止まってしまえばいいのにとも思うようになりました。

その旨を上司にメールで伝え、休職扱いになってからはいくらか症状は治まったものの、まだどこかで仕事をしなくてはいけない、この生活はまともじゃないと思い、症状の改善には至りませんでした。

結局、3カ月ほど休職してから退職することにしました。退職が決まってからは徐々に症状は改善されました。やっとやりたい仕事に就けたのにという後悔もありますが、組織というところが私には合わなかったのかもしれません。

管理人マツリからのコメント

やりたい仕事に就けて頑張ろうとワクワクした気持ちに隠れて少しずつ「無理」が積もってしまったのかもしれませんね。休みたいという身体からのSOSだったのかもしれません。退職することによって症状は改善されて良かったです。

業界や組織などによっては難しいかもしれませんが、何か違った形で、やりたいことに関われると良いですね。絶対この方法しかないと決めずに一度離れて眺めてみると何か新しい道が見つかるかもしれません。