体験談

ストレスに比例するように息苦しさが出てくる【体験談】

私が初めてその息苦しさを経験したのは、今から10年前。21歳の時でした。派遣社員として会社勤めを始め、まだ右も左もわからず、しかし一日中、1、2時間おきにある様々な締め切りに追われ、遅れると一万円から数百万もの損害金が発生する可能性があるという、まだ社会に出たばかりの私にとっては、ハードな職業でした。

その上周りは皆年上の方ばかり。現場の荒々しい男性方に頼みごとをしなければならなかったり、スピーディーに仕事をこなせない理由を詰問されたり、自分と同じ女性の多い職場だったので、先輩方の顔色を伺いながら、毎日が模索の日々でした。

「一瞬息が詰まる」と「酸素が吸えていないような息苦しさ」

初めて症状が出た日のことは、正直覚えていません。何故なら、毎日頻繁に起こる上、苦しい、と思った次の瞬間には、なんともなくなる事も多かったからです。今考えるとおかしな話ですが、当時標準体重だったものの、自分が太っているのだとコンプレックスを持っていたので、太っているから脂肪が気管を圧迫して、苦しくなるのかも、と思っていたので、病院に行って痩せろと言われたら嫌だな、とか、そんな事を考えていました。

具体的な症状はというと、家でリラックスしている時にはほとんど起こらなかったのですが、通勤中や日中、休日出かけている時など、起きるときは様々で、一貫性はありませんでした。

私の場合二種類あって、なんの前触れもなく気管が一瞬蓋をされたかのような感覚で息がつまる時。それから、ずっと息はできているのだけれど、肺が小さくなって酸素があまり取り込めなくなったように感じる、というか、酸素が薄いところで呼吸しているみたいな息苦しさを感じ、何度も深呼吸して空気を取り込もうとする、という時がありました。

数年後、大きなストレスがかかり受診することに。

ストレスが原因では、と疑ったのは、症状が出てから3年くらい経ってからです。家で寝ている時と目覚めたばかりの時、お風呂に入っている時と食事の時だけは、その症状が出ない事に気付いたからです。しかし、相変わらず太っているのがコンプレックスだったので、そのせいだったら恥ずかしいし、実生活で特に困っているわけでもなく、症状がずっと出ているわけではないので、なんともない状態で病院に行ってもしょうがないと思っていました。

それからしばらくして、リーマンショック後の経営不振でその会社を退職し、不況の中なんとか転職した先で、職場内のいじめに遭いました。仕事を教えてもらえず、毎日砂を噛むような日々。

息苦しさは、出勤時に顕著に現れるようになりました。さらにその職場も結局経営不振で退職する事となり、新しい職場を辛くも手に入れましたが、重い失恋をしたり、大好きだった祖母が亡くなったり、家族が障害を抱えたり、友人の問題があったり、3度目の失業もあり、とうとう精神的に参ってしまい、心療内科を受診しました。

その時ようやく、息の詰まりがストレス性のものであると診断されたのです。今は息の詰まりはお薬で大分改善しています。しかし、息の詰まり自体は、そんなに私を困らせたりしませんでした。怖いのは、それを放っておくと言う事は、自分のストレスを放っておく事だということです。

知識としてストレスがそういった症状となって現れる事を知っておき、もし自分に症状が現れたなら、早めにお医者様に相談することが大切だと思います。

管理人マツリからのコメント

じんわりと苦しいけど酷くはないくらいだと、なかなか病院に行こうとは思わず、様子を見ようと思ってしまいますよね。そして大きな負担がかかった時に酷くなってしまう。弱っているところに症状が出てしまう感じですかね。

症状自体は放っておけるレベルでも負担がかかっているということは意識して自分を大切にできればいいですね。

ABOUT ME
マツリ
28歳の時に喉の異物感を感じ検査をするも異常なし。それから調べたり体験したことを元にヒントになれば嬉しいなと記事にしました。募集した体験談も掲載しています。