
募集した体験談です。
以前死ぬんじゃないかと思うくらい息苦しさを感じたことがありました。40歳手前の頃と記憶しています。
その日は見たかった映画の鑑賞をし、とても充実した一日を過ごしたはずでした。しかしその夜、眠りについて2・3時間ほどたった頃でしょうか、息苦しさで目が覚めたのです。
面白い動画などを見て楽しんでるのに息苦しさが襲ってくる。
以前から鼻づまりで息が苦しいというような経験はありましたが、その時は鼻に違和感は全くありませんでした。喉の気道が狭くなって空気が通りづらくなっている、そんな感覚の息苦しさです。
体験したことの無い苦しさに本気で死を覚悟しました。
家族に心臓疾患を抱えている者がおり、またこの現象の少し前から私は不整脈を時々起こすことがあったため、心臓からこの症状が来ているのではないかと考えると底知れぬ恐怖を感じたものです。
その後1時間ほどたって症状が少し改善したせいか、再び眠りにつくことができましたが、これで終わりではありませんでした。
面白い動画などを見て精神的に高揚してくるとまたあの息苦しさに襲われるようになったのです。1日に数回息苦しさに襲われ、ついに家族にも私の異変が知れることとなりました。
最初こそ突発的なことと思い静観しようと思っていましたが、家族に心配されるほどになると自力ではどうしようもありません。初めて息苦しさを感じた時から2週間ほどたって初めて近所のクリニックに行きました。
クリニックに通い徐々に息苦しさは減っていった。
今までの経緯を一通り医師に説明し、様々な検査を受けたのですが、ぜんそくの可能性が多少あるものの原因ははっきりわからないという結果でした。
ただ、その頃の私の年代の女性には身体的・精神的なバランスの乱れにより息苦しさを感じる場合が時々あるのだという説明は受けました。私はその頃求職中だったため、確かに精神的には良いバランスとは言えない状態だったかもしれません。
そうして何度かクリニックに通い続けた結果、次第に息苦しさは減少し、6年近くたった今ではほとんど息苦しさを感じなくなりました。
ちなみにほぼ同時に発生した不整脈ですが、医師に相談してみると一種の老化現象のようなもので、特に危険ではないということでした。もちろん息苦しさの原因でもないということでした。
結局精神バランスの乱れということに何となく落ち着いたというモヤモヤした結論にたどり着いたのですが、医師に相談したのは良かったと考えています。
素人判断で悪い方へ悶々と考えていると更に精神バランスを崩し悪化させるところでしたが、医師に相談して重大な疾患がなくとも息苦しさは発生するということを教えてもらっただけでもとても心が軽くなり、結果として息苦しさが改善されていったのだと思っています。
謎の息苦しさで悩んでいるなら医師に相談するのがよいと今では断言できます。
管理人のコメント

そうですね。悩んで不安になっていくよりも一度お医者さんに相談してみると解決するかもしれません。突然息苦しくなったらビックリしますよね。
しっかりした原因がわからず精神的なものだという結果だともやもやする気持ちわかります。じゃぁこの苦しいのはどうしたらいいの!って思っちゃいます。
ぜんそくの可能性も多少あるとのこと、検査したら実はぜんそくだったという隠れぜんそくの人もいるようです。ぜんそくは悪化すると本当に息が出来なくなったりして危険なので症状が治らない場合や心配があれば呼吸器科で検査してもらうと安心です。
面白い動画などを見た時に笑ったりして自然と呼吸が早くなっていたりしたのかもしれませんね。軽い過呼吸みたいな感じで。