呼吸に関する事

喘息と過呼吸の因果関係。誘発するの?

息苦しさを感じている人の多くに咳がよく出たり、子供の頃に喘息だった方がいます。喘息発作と同時に過呼吸になってしまったり、逆に過呼吸から喘息のような症状が出てしまう場合もあります。一緒に起こってしまうとさらにしんどいですよね。

喘息と過呼吸って咳や呼吸の症状なので関係はありそうだけど実際はどうなんだろう?って思いませんか。そうです!無関係ではありません。因果関係やどうして同時に起こってしまうのかを解説します。まずはそれぞれの症状と原因から見てみましょう。

過呼吸の症状と原因とは

過呼吸とはストレスや不安、緊張など精神的なことが原因呼吸が多くなってしまうことを言います。過呼吸によって酸素を多く取り込んでしまい、身体の中の二酸化炭素が正常より少なくなってしまうことで起こる症状を過換気症候群と呼びます。

過換気症候群の症状としては息苦しさ、動悸、めまい、しびれ、手足を突っ張るなどがあります。不安にさせてしまったかもしれませんが身体に悪いところがあって起こるということではないのでちょっと安心ですね。

過呼吸は血液検査で診断ができます。原因が精神的なものなので、緊張、不安などを必要以上に怖がらないことが過呼吸をなくすための近道になります。心療内科などに相談するのも良いと思います。

過呼吸の対処方法

気持ちを落ち着かせて呼吸のしすぎを抑える必要があります。応急処置としては完全に落ち着くまで紙袋やビニール袋を鼻と口に当てて呼吸をする方法があります。これは自分の吐く二酸化炭素を吸うのが目的です。完全にピタッとくっつけると今度は逆に酸素が減ってしまうので、空気が入るようにして当てがってください。袋に穴を開けてもいいかと思います。

また、呼吸法で対処する方法もあります。

まずは息を吸わず10秒息を止める。その後3秒息を吐き3秒吸う鼻呼吸を10回繰り返す。
「1回息を止めて10回ゆっくり鼻呼吸をする」を過呼吸がおさまるまで続ける。という方法です。

呼吸をしている間「大丈夫」「ゆっくり」「落ちつこう」「リラックス」など気持ちが落ち着く好きな言葉を思いながらすると良いようです。慣れないうちは数を数えることに必死になりそうですね。息を止めるのも勇気がいるかもしれませんが、そもそもが呼吸のしすぎなので止めても大丈夫です。

実際この呼吸法をやってみると最初はやりにくい感じがします。普段から練習しておくと発作が起こりそうな時にも簡単にできるようです。過呼吸になりやすい人は普通の時も呼吸が速くなっていることが多いそうです。

喘息の症状と原因とは

次に喘息です。正式には気管支喘息と言います。気管支は吸った空気が通る気管が両肺に向かって二手にわかれてつながっている部分です。喘息の人は気管支に炎症が起こりやすく、炎症が原因で発作を起こしている状態です。また、発作が起こるとさらに炎症がひどくなるという悪循環にもなってしまいます。

空気の通り道である気道が狭くなってしまうので、呼吸をすると「ゼーゼー」と喘鳴(ぜんめい)が聞こえたりします。
※背中に耳を当てると聞きやすい。

咳などの発作がない時は治ったと思いがちですが、実は炎症は残ったままということがあります。完治まではじっくりと向き合わないといけません。

普段は静かに炎症を起こしているだけかと思いきや、アトピー性ならアレルギーを持っているもの(ハウスダスト、動物の毛、花粉、食べ物など)や冷たい空気、タバコの煙、排気ガスなどが刺激になって咳や喘鳴などの発作を起こしてしまいます。

また、過労や生理前、生理中などは症状が悪化する場合もあるようです。

軽いものでしたら軽い咳、喘鳴、ちょっと息苦しいかなという感じで横になることができます。風邪かなという感じです。

ひどくなると激しい咳、苦しくて横になれない、動くことができないなどしゃべることも困難になります。最悪の場合は意識を失ったり、呼吸が止まったりします。

はっきり喘息の症状が出ずに炎症がある人もいるようです。私は念のため喘息の検査を受けてみました。「隠れ喘息を心配して病院で検査をしてもらった【体験談】」の記事で検査について書いています。

喘息の対処方法

喘息は甘く見ていると命に関わるので初めて発作が起きた時はまず病院に行ってください。すでに病院に通っているという方も油断は禁物です。

発作を抑えるための薬や発作を予防するための薬がありますので医師と相談して治療してください。別の薬が原因で発作を起こすことがあるので処方されているもの以外を飲む時は医師と相談した方が安心です。

過呼吸と喘息の因果関係

過呼吸は心因性喘息は気管支の炎症ということでしたね。

過呼吸がきっかけで喘息発作が起こる方は、呼吸をしすぎて気管支の炎症が刺激されて起こってしまう場合がありそうです。また、子供の頃小児喘息を持っていて治ったと思っていたけれど途中で治療をやめてしまったりして再発するという可能性もあります。

喘息がきっかけで過呼吸になってしまう方は、喘息発作に対する不安やちょっと息苦しい感じから息をしすぎて過呼吸になってしまう可能性があります。

同時に起こってしまう場合はさらにパニックになってしまうと思います。想像しただけでドキドキしてしまいますね。「大丈夫、大丈夫」と気持ちを落ち着かせることが大事です。

かかりつけの医師にも過呼吸も起こってしまうと相談しておいた方が安心ですね。

長丁場になってしまうかもしれませんが、まずは喘息を治すことが先決かもしれません。焦らずじっくり向き合えば大丈夫です。

まとめ

・過呼吸は精神的なものが原因で起こる。症状は過換気症候群と呼ばれる。
・過呼吸の対処方法は呼吸法などで呼吸を落ち着かせる。
・喘息はアレルギーなどが原因で気管支が炎症を起こしやすく、刺激されると咳などの発作が起こる。
・喘息の対処方法は発作を止める薬や予防する薬など
・過呼吸、喘息がきっかけで発作が起こりうる。

どちらもストレスが原因になることもあります。自分の身体と向き合って無理をしないということが一番なのかもしれませんね。

ABOUT ME
マツリ
28歳の時に喉の異物感を感じ検査をするも異常なし。それから調べたり体験したことを元にヒントになれば嬉しいなと記事にしました。募集した体験談も掲載しています。